この間、コピー機で印刷したら、白い線が入っちゃったんです…!大切な資料なのに困ったなぁ…。
皆さんもそんな経験ありませんか?
白い線ぐらいと思っちゃいますが、放っておくともっと酷いことになるんですよ!
今日は、シャープもリコーも、キヤノンもゼロックスも、どんなコピー機でも必ず起きる白い線のトラブル。その原因と対処法について教えちゃいます!
登場人物紹介
コピー機で印刷したら白い線が入る。その原因は
きゃーー!
…(じっ)
…(じっ)
また線入ってる…
壊した…
ちっちがうよ!壊してないよ!
カーくん助けてー!
シャーリーさんは相変わらず賑やかですね~
なるほど、白い線が入っていますね。
コピー機のガラス台がちょっと汚れてたから、拭いてみたりもしたんだけど…。何度やってもこの黒いところに白い線が入っちゃうの…
(ひそひそ)ガラス台の上で新しいヘッドドレス作ったのがまずかったかな…
(ひそひそ)え…ちゃんと掃除しなかったの…?
なに、こそこそ話してるの~~?
べつに…
この症状は、ガラス台を拭いても直りませんよ。
原因は、LSUの汚れ、あと、現像ユニットの不良も考えられますね。
…LSU?現像ユニット??
白い線が入る原因は、コピー機内部のパーツの劣化や不良が原因
コピー機に印字トラブルはつきものです。今回の「印刷物に白い線が入る」トラブルはその代表例と言えます。
原因は、用紙に印字を行う過程で使用する各種パーツの汚れや摩耗・劣化が原因と考えられます。
一概にパーツと言っても複数あるため、実際はコピー機の内部を点検しないと、どのパーツに原因があるか分かりません。
しかし、その多くは、以下3点が原因と考えられます。
1.ドラムユニットの不良
ドラムユニットは、通称ドラムとも言われ、「コピー機の心臓部」と言われる非常に重要な消耗品の一つです。
感光体ユニット、現像ユニットなど、様々な呼ばれ方をします。
ドラムユニットは、トナーを運び、用紙に付着させる役目を担います。
そのドラムユニットが劣化し不良を起こすと、印刷物に白い線が入ることがあります。
2.メインチャージャーの汚れや劣化
上記で説明したドラムユニットにトナーを電気でくっつける役目を担うパーツです。
このパーツが汚れたり、経年劣化で損耗すると、白い線が入ることがあります。
3.LSUの汚れ
LSU(レーザー照射口)とは、ガラス台で写し取った原稿をレーザーでドラムユニットへ照射しする装置です。
コピー機を使用する際に、内部トナーが飛散したり、埃が混入したりすることで、該当部品が汚れることがあります。
白い線が入った時の対処方法
コピー機って色々なことができるから、色んな部品が使われてるんだ!複雑なんだねー!
シャーリーは単純だよね…
ふふ…
もーー!シャーリーだって色々考えてるよ!
頑張り屋のシャーリーさんに、いつも助けられてますよ!
カーくん…/////
では、ちょっとコピー機を見てみましょう。
なるほど…今回は「ドラムユニット」が原因のようですね。
交換してみましょう。
コニンとミノンがやる…!(愛用のガトリング型トナー充填機を取り出す)
わぁぁーー!そんなので交換できないですからー!
ふーん…
ふぅ…ビックリしました。
ドラムユニットの交換は、コピー機の知識を持ったエンジニアが行わないと、機械を痛めてしまいますよ。今回のように白い線が出た場合は、私たちのように修理もできる販売店へ連絡して欲しいですね。
そうなんだ。でも、印刷するものによってはこの白い線が気にならないかも~。
カーくん、これって症状出たら、すぐに連絡しないとダメなの?
すぐに連絡をいただきたいですね!
というのは、そのままにしておくとますます症状が酷くなるからです。
今回の場合、そのままにしておくと、さらに白い線(白抜け)が増えたり、見るに堪えない印刷物になってしまいます。
白い線の解消は、修理ができる販売店か専門会社まで
白い線の原因は「1.ドラムユニットの不良」、「2.メインチャージャーの汚れや劣化」、「3.LSUの汚れ」とお伝えしました。
いずれの場合もコピー機を点検し、パーツに付着した汚れが原因であれば、クリーニングだけで症状が解消します。
しかし、LSU、ドラムユニット、メインチャージャーに傷や劣化が見られた場合は、該当部品の交換が必要になります。さて、依頼するのはいいものの、気になるのは依頼した時の修理費用だと思います。白い線の修理費用の相場は、10,000円~とお考えください。
前者のクリーニングで済む場合は、修理費用は、エンジニアの技術料のみとなりますので、安く抑えられます。
後者のパーツ交換を要する場合は、エンジニアの技術料以外にパーツ費用が掛かるため、比較的修理費用が高額になります。
ここで、ひとつ業界豆知識。
シャープのコピー機は、他のメーカーコピー機に比べて、パーツの費用が安く抑えられる傾向があります。
保守に入らずに中古コピー機を使う際は、修理費用の安さは購入の大きなポイントになると言えるでしょう。
よく考えれば分かることだけど、そのままにしてるともっと症状が悪化しちゃうんだね~。
シャーリー、あんまり考えないから…
ファ○マの新作スイーツのことなら、よく考えてるけどね…
もーーー!
早いタイミングで連絡をもらえれば、クリーニングだけで症状が解消できる場合もあるので、修理費用を抑えることができます。
逆にいつまでも連絡せずに、だましだましコピー機を使っていると、結果高額な修理費用が掛かってしまいます。
パーツ交換が必要になっちゃうからでしょ?
それもありますが、2次被害が起きてしまうことがあるからなんですよ。
え、2次被害?
不具合のあるパーツをそのままにしていると、関連する他のパーツにダメージを与えてしまいます。
結果、本来必要のなかったパーツまで交換しなければならないなんてことが起こるんですよ。
1つで済んだパーツ交換が、2つに増えちゃうのかぁ…
高額な修理費用って、どれくらい掛かっちゃうの?
高額になると、10万円以上の修理費用が掛かる場合があります。
その場合は、新しいコピー機を買った方が安いですね。
え~~!!早めに手を打つに限るね!!
そうだよ、シャーリーも早めに手を打たなきゃ…
なにが?
ちょっとお腹出てきてるよ…
え!?うそ!?
うそ…
もーー!今度は許さないから! 待てーーー!
白い線が出る原因
■以下の3点が原因と考えられます。
1.ドラムユニットの不良
2.メインチャージャーの汚れや劣化
3.LSUの汚れ
■白い線が出た時の対処方法
上記3点いずれかのクリーニング、またはパーツ交換で解消できます。
クリーニングやパーツ交換は、コピー機の修理ができる販売店へ依頼しましょう。
■白線解消の修理費用
症状によって異なりますが、10,000円~が目安となります。
■白い線が出たら、早めに対処
そのままにしておくと症状が悪化し、線の数が増えてしまいます。
また、関連するその他のパーツまで痛めてしまい、高額な修理費用が掛かります。
だましだましコピー機を使わずに、症状が出たらすぐに修理ができる販売店、専門会社に修理を依頼しましょう。
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